サラリーマンの方はボーナスの時期ですが、いかがお過ごしでしょうか。
経済状況を取り巻く環境はますます厳しくなっている中で、ボーナスが支給されるだけでも有難い事かと思います。
ただ一方で、年々業績が悪化する中でぎりぎり何とか持ちこたえている方も大勢いらっしゃいます。
要因はコロナウイルス蔓延の長期化やウクライナ情勢、中国のロックダウン、政治の無策等様々ですが、外部環境が大きく同時に変化する中で、これまでとは次元の異なる大規模な問題が起こっています。
ただ、個別の企業を見てみると実は根本的に内部に欠陥がある場合が多く、外部要因はきっかけに過ぎず遅かれ早かれ業績低迷は決まっていた事かもしれません。
今回は、私自身が直面する問題点を軸に相反する複雑な心境をご紹介したいと思います。
経営者自身がなぜ業績が悪化しているのか把握できていない
根本的にすべての責任は最高経営責任者である、社長にあります。
変化の早い世の中では、経営者自身が勉強不足だったり知識不足だったりすると、問題を的確に把握できずにすぐに会社組織は傾いてしまいます。
しかも、無知な経営者は自分の事は棚に上げて、従業員に責任を転嫁してきます。全く困ったことですが、人の話をまともに聞ける器ではないので目先の利益しか頭にありません。
いくら現場ががんばって奮闘しても戦略が誤っていては、無駄骨となってしまうでしょう。
自分には関係ないと他人事に思っている経営層が多い
責任を意識的にせよ、無意識にせよ回避する経営者も問題があります。
嫌な事や都合の悪いことには蓋をして目を背けて遠くへ追いやってしまいます。
中には良かれと思って苦言を提言してくる人もいますが、煙たがって窓際に追いやってしまいます。
気が付けば顔色を窺いながら、当たり障りのない事しか言わないイエスマンしか周りにいなくなってしまいます。
ビジョンがない
ビジョンのない経営者がいる組織では、皆が別々の方向を向いてしまっていてバラバラの状態です。
航海で言えば、経営者とは船長に似ています。
会社は世の中の荒波を超えていくための船のようなものです。
本来なら方向性を指し示すのが船長の役割です。
船長不在の船は目的地がなく、当てのないまま彷徨って遭難している難破船のようなものです。あっちへふらふらこっちへふらふらと流されるだけです。
やがて、食料も物資も枯渇し始めて合理化の名の元の賃下げやリストラが始まります。
残るも地獄、去るも不安の厳しい状況に陥ります。
場当たり的な対処療法しか思いつかない
迷子になった船長は業績が悪くなってくると、計画性や分析力もないので目につく事に手当たり次第、思い付きで改善するように指摘してきます。
全く的外れな指摘をしてくる恐れもあるので、現場は大混乱に陥ります。
下手をすると、上手くいっている部門を解体させたり、人員削減を行ったりします。
自分で自分の船底に穴を空けているようなものです。
そのくせ自分のお気に入りで全く能力も人望もない人間をその時の気分任せで昇進させてしまったりします。
当然、職場の指揮はだだ下がりになります。
今の時代、優秀な人材は他にいくらでも働き口があるのですぐにスカウトされて会社を去っていきます。
そんな状況になってもまだ、「うちは給料が少ないから仕方ない」とか、「最近の人は我慢が足りない」、「何が不満なのかわからない」等と寝ぼけたことを言っているので、始末に負えません。
穴の開いた船の末路は暗い海の底です。
最後は、大半の人は諦めて受け入れてしまう
結局最後は、手取りがあと数万円アップすることを望む一方で、明日会社が潰れる事を願っているような社員で溢れかえった活気のない職場が出来上がってしまいます。
ここまで来てしまったら諦めましょう。
こうなってしまったのは、あなたの問題ではありません。
腹を括って次の道を探すしかありません。
定年間近で残り僅かなら頑張れるかもしれませんが、あなたは今の職場でこのまま何年も居続ける事で本当に良いのでしょうか。
自分の限界を自分で蓋をするような真似だけはしないで、どんな時も諦めず、前を向いていきたいものですね。



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